女子サッカー

女子サッカーの中学強豪校はどこ?関東の中学サッカー事情を解説

女子サッカーを始めたばかりの子どもを持つ保護者や、これから強い中学に進学させたいという方へ。関東エリアで実績のある女子中学校サッカー部を紹介します!

✅この記事でわかること

・全国大会の常連となっている関東の強豪女子中学校
・育成に力を入れている注目の中学校
・各校の特徴や進学先の傾向 など

関東の強豪中学校

学校名 都道府県 主な実績 特徴
十文字中学校 東京都 全国大会常連・優勝経験あり 中高一貫で代表選手も輩出
修徳中学校 東京都 関東大会常連 高校と一貫指導、安定の育成力
成立学園中学校 東京都 都大会上位・関東出場 高校女子サッカー部に直結、着実に強化中
常盤木学園中等部 神奈川県 高校育成の一環として注目 高校チームが全国トップ
大宮開成中学校 埼玉県 埼玉県大会上位 文武両道を重視する進学校

📌注目校①:十文字中学校(東京都)

東京都豊島区にある十文字中学校は、女子サッカーの強豪として全国的にも有名な私立中学校です。中高一貫教育の中で、技術・戦術指導が系統立てて行われ、毎年のように関東大会・全国大会に出場。

卒業生には、日本代表などトップレベルで活躍する選手も多数!!

📌注目校②:修徳中学校(東京都)

葛飾区にある修徳中学校は、男女問わずサッカーの強豪校。特に女子サッカーは高校と連携しており、中学から高校への一貫育成が魅力です。

戦術理解やフィジカルトレーニングにも力を入れており、全国レベルの試合を経験しながら着実に成長できます。

部活+クラブチームとの両立も可能な柔軟性あり!

📌注目校③:成立学園中学校(東京都)

地道に実績を積み重ねる「今、注目の育成校」

成立学園中学校(北区)は、サッカーに力を入れる私立の共学校。女子サッカー部は成立学園高校女子サッカー部(東京都1部・全国大会出場経験あり)と連携しており、近年強化が進んでいます。

・中学からの入部者も多く、女子チームとしての地盤が整備中

・個人の育成を重視し、ポジション別の指導も丁寧

💡成立の魅力は「勉強との両立が可能」な点。サッカー推薦ではなく、学業もしっかり見てくれる体制なので、中学から安心して通わせたい保護者に人気です。

その他、地域密着型で注目の中学校

関東エリアでは、県内の強豪クラブに所属しながら中学校に通うスタイルも一般的です。そのため、部活動がなくてもクラブで育成されている選手も多くいます。

【東京】日テレ・メニーナ、スフィーダ世田谷、17多摩
【神奈川】ノジマステラ、YOKOHAMA FCシーガルズ
【埼玉】浦和レッズレディースJr.ユース、大宮アルディージャVENTUS
【千葉】ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-15

これらのクラブに通いながら、部活動をせずに学業や他の習い事と両立する生徒も多くいます。

中学選びのポイント|何を重視するか?

女子サッカーにおいては、以下の3つの観点から学校選びをするのがオススメです。

観点 チェックポイント
育成環境 練習量・指導者・進学後のチーム
学業との両立 テストサポートや通学時間など
サポート体制 トレーナー・栄養・進路指導など

💡最近では「クラブチーム所属+中学は進学校」というハイブリッド型も人気です。

関東地方の女子サッカー部のある中学校一覧(都道府県別)

東京都

中学校名(市区町村) 特徴
十文字中学校(豊島区) 全国大会常連、中高一貫で日本代表選手も輩出する名門
修徳中学校(葛飾区) 高校と一貫指導、関東大会常連の実力校
成立学園中学校(北区) 高校サッカー部と連携しており、育成環境が充実
佼成学園女子中学校(世田谷区) 英語教育に力を入れつつ、サッカー部も活発に活動
東京成徳大学中学校(北区) 高校生と合同で練習し、全国大会出場経験あり
吉祥女子中学校(武蔵野市) 私立女子校でありながら本格的な部活動環境あり
文京学院大学女子中学校(文京区) 女子選手が活動しやすいサポート体制を整備
村田学園小石川女子中学校(文京区) 高校と連携し、全国大会出場経験を持つ
成城学園中学校(世田谷区) 中高一貫で、サッカー部も活発に活動
共立女子第二中学校(八王子市) 自然豊かな環境で、部活動に集中できる
江戸川女子中学校(江戸川区) 学業と部活動の両立を重視
大妻多摩中学校(多摩市) 高校と連携し、女子サッカー部を強化中
恵泉女学園中学校(世田谷区) キリスト教教育を基盤に、部活動も充実
中村中学校(江東区) 都心に位置し、通学に便利な立地
神田女学園中学校(千代田区) 都心に位置し、部活動も活発
八王子学園八王子中学校(八王子市) 高校と連携し、サッカー部の活動を支援

神奈川県

中学校名(市区町村) 特徴
湘南学院中学校(横須賀市) 高校は全国レベル、中学から育成に力を入れている
横浜市立東永谷中学校(横浜市) 公立校ながら女子サッカー部があり地域連携も進む
横浜翠陵中学校(横浜市) 私立校で、部活動に力を入れている
相模女子大学中学部(相模原市) 女子教育に特化し、サッカー部も活発に活動
慶應義塾湘南藤沢中等部(藤沢市) 高い学力と部活動の両立を目指す

埼玉県

中学校名(市区町村) 特徴
大宮開成中学校(さいたま市) 進学校ながら女子サッカーにも理解があり活動可
開智中学校(さいたま市) 高偏差値の学校だが、部活動や地域クラブとの両立が可能
栄東中学校(さいたま市) 部活動としては活動小規模ながら、サッカー経験者多数

千葉県

中学校名(市川市) 特徴
昭和学院中学校(市川市) 高校と連携した強化型部活動、全国大会も視野に
敬愛学園中学校(市川市) 高校に強豪女子部あり、中学も育成機能を担う

茨城県

中学校名(市区町村) 特徴
鹿島学園中学校(鹿嶋市) 高校は全国常連、中学でも本格育成がスタート
水戸啓明中学校(水戸市) 高校女子サッカー強化中で中高一貫体制が整う

栃木県

中学校名(市区町村) 特徴
宇都宮文星女子中学校(宇都宮市) 高校と連携し、地域でも女子サッカーの受け皿となっている
作新学院中等部(宇都宮市) 高校とクラブチームとの両立が可能で育成型の教育環境

群馬県

中学校名(市区町村) 特徴
健大高崎中学校(高崎市) 高校女子サッカー部の強化に伴い、中学部門も注目される

中学年代における女子サッカーの課題

女子サッカーは、中学年代の受け皿が減り、やむを得なくサッカーをすることをあきらめたり、男子チームに混ざってプレーをするケースが少なくありません。

まとめ

今回は、関東の中学女子サッカー部に注目しました。

少しずつ女子中学年代の環境は整いつつありますが、まだまだ選択肢が偽られているケースも少なくありません。

1人でも多くの女子選手にサッカーを続けてもらい、そして自分自身に合う環境でサッカーを楽しんでくれたらと思います!

 

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ABOUT ME
まいまい
サッカー女子のまいです⚽ 約15年間サッカー漬けの生活を送っていた私が、「サッカーの魅力」を様々な角度から伝えていきます!