まもなく2025シーズンの終わりを迎える、Jリーグ
「歴代の優勝クラブはどこなのか」
「タイトルを一番多く獲得したクラブはどこなのか」
各クラブが毎シーズンしのぎを削り、優勝を懸けて戦う各大会は、リーグ全体のレベルを大きく押し上げています。そんな中で「どのクラブが最もタイトルを積み上げてきたのか?」は、多くのファンが気になるポイント。
この記事では、三大リーグにおける優勝回数ランキング をわかりやすく整理し、各クラブの歩みや特徴とともに紹介していきます。クラブの歴史を知ることで、サッカー観戦がもっと楽しくなるはずです!
Jリーグ(国内)タイトルとは?
まず、「Jリーグ三大タイトル」と言われるのは以下の3つです。
J1リーグ(年間王者)
Jリーグカップ(現在はルヴァンカップ)
天皇杯(JFA 全日本サッカー選手権大会)
まずは、三大タイトルの獲得ランキングから見ていきます!
タイトル獲得ランキング
| 順位 | チーム名 | タイトル獲得回数 |
|---|---|---|
| 1位 | 鹿島アントラーズ | 19回 |
| 2位 | ガンバ大阪 | 8回 |
| 3位 | 浦和レッズ | 7回 |
| “ | 川崎フロンターレ | “ |
| “ | 横浜F.マリノス | “ |
| 6位 | 東京ヴェルディ(ヴェルディ川崎) | 6回 |
| “ | ジュビロ磐田 | “ |
| 8位 | 名古屋グランパス | 5回 |
| “ | サンフレッチェ広島 | “ |
| 9位 | 柏レイソル | 4回 |
| “ | FC東京 | “ |
| “ | ヴィッセル神戸 | “ |
| 13位 | ジェフ千葉 | 2回 |
| “ | 湘南ベルマーレ | “ |
| “ | 清水エスパルス | “ |
| “ | セレッソ大阪 | “ |
| “ | ヴィッセル神戸 | “ |
| “ | 横浜フリューゲルス(1998年解散) | “ |
| 18位 | FC町田ゼルビア | 1回 |
| ヴァンフォーレ甲府 | “ | |
| “ | 京都サンガF.C. | “ |
| “ | アビスパ福岡 | “ |
| “ | 大分トリニータ | “ |
タイトル獲得経験があるのは23クラブです。(2025年11月時点)
鹿島アントラーズが唯一の2桁で、ACL優勝を含めると20個のタイトルを獲得しています。
J1リーグ(年間王者)優勝回数
現在、JリーグにはJ1~J3に各20クラブ、計「60クラブ」が属しています。
全60クラブのうち、「J1リーグで優勝」をしたクラブは11クラブしかありません。
1年間のリーグ戦であることから、各クラブの総合力が問われ、難易度が高いことが分かります。
| 順位 | クラブ名 | 優勝数 | 優勝シーズン |
| 1位 | 鹿島アントラーズ | 8 | 1996 1998 2000ー2001(2連覇) 2007ー2008ー2009(3連覇) 2016 |
| 2位 | 横浜Fマリノス | 5 | 1995 2003ー2004(2連覇) 2019 2022 |
| 3位 | 川崎フロンターレ | 4 | 2017ー2018(2連覇) 2020ー2021(2連覇) |
連覇を経験をしているのは全6クラブ(鹿島、横浜FM、川崎、広島、東京V、神戸)であり、2回連覇を達成しているのは、鹿島アントラーズと川崎フロンターレのみ。
1位の鹿島アントラーズは、唯一3連覇を経験しているチームになります。
Jリーグ杯優勝回数(ナビスコ杯・ルヴァン杯)
天皇杯優勝回数
| 順位 | チーム名 | 優勝回数 | 優勝年 |
| 1 | 浦和レッズ (三菱重工) |
8 | 1971 1973 1978 1980 2005ー2006(2連覇) 2018 2021 |
| 1 | 慶応BBR(慶応義塾大学OB) | 8 | 1932 1936 1939ー1940(2連覇) 1951ー1952(2連覇) 1954 1956 |
| 3 | 横浜F・マリノス (日産自動車) |
7 | 1983 1985 1988ー1989(2連覇) 1991ー1992(2連覇) 2013 |
2025年で105回を迎えた天皇杯は、日本で最も歴史あるサッカー大会であり、”真の日本一決定戦”とも言われている。
J1・J2のクラブに加え、大学・社会人・地域クラブも出場するため、番狂わせが起きやすい大会として知られています。
浦和レッズは天皇杯で圧倒的な強さを誇るクラブであり、前身の三菱重工から合わせて歴代最多となる通算8度の優勝を達成しています!
まとめ
日本の三大リーグ(J1リーグ・ルヴァンカップ・天皇杯)は、それぞれで強さの歴史が異なりますが、上位に名を連ねるクラブは総じて長期的に結果を出し続けているチームばかりです。
特に鹿島アントラーズのように複数タイトルで圧倒的な実績を残すクラブがある一方、カップ戦で存在感を見せるクラブ、リーグ戦で安定した成績を積み重ねるクラブなど、特色もはっきり分かれます。
優勝回数を見ることで、「どのクラブがどんな価値を持ってきたか」がより立体的に理解できますし、現代のJリーグを見る上でも大きなヒントになります。
ぜひ過去のタイトルの流れを踏まえながら、サッカー観戦を楽しんでみてください。

