ホームとアウェイの違い。勝率はそれほど大きく変わるのか！？

「ホームでは何としても勝ちたい」
「アウェイで勝てたら大きい」

こんな声を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか！

実際、本当にホームが有利なのか、それほど大きな違いはあるのかということを考えたことがない人も多いかと思います。

この記事でわかること↓↓

サッカーにおける「アウェイ」とは？

サッカーでよく聞く「アウェイ（Away）」とは、対戦相手のホームスタジアムで行われる試合のことです。

例えば、Aチームのホームが東京で、Bチームのホームが大阪だった場合、
•東京で行われる試合 → Aチームが「ホーム」、Bチームが「アウェイ」
•大阪で行われる試合 → Bチームが「ホーム」、Aチームが「アウェイ」

このように、
自分たちの本拠地（ホーム）以外で戦う試合が「アウェイ」になります。

ホームとアウェイの違いは？

	ホーム	アウェイ
会場	自チームのスタジアム	相手チームのスタジアム
環境	慣れた環境やピッチ	慣れない環境での試合
移動	少ないorなし	長距離移動が必要なことも
サポーター	地元の応援が多い	相手サポーターが多い

アウェイでは慣れない環境や不利な条件での戦いになります。

スタジアムやピッチの違い

ホームグラウンドや施設の方が慣れていて、試合前も落ち着いて自分のルーティンで過ごすことができます。

特にピッチの違いは大きいです。
芝の長さや滑り具合は、グラウンドによって様々です。
スパイクによっても合う合わないがあり、ボールタッチの感覚が変わったりもします。

サポーターの声援

ホームスタジアム＝地元での開催であり、必然的にも観客が多く集まります。

サポーターの大声援を受けると、選手は心理的に有利に試合に挑むことができます！

特に得点を決めた後の盛り上がりはエンジンをさらに加速させてくれます！

逆に失点後の応援もとても心強いです。気持ちが落ちそうになっているところを、「まだまだここから行けるだろ」と後押ししてくれます！

引用元：Jリーグ公式Youtube

移動による負担

移動時間が長ければ長いほど、その分疲労やコンディション不良になりやすいです。

試合前日に現地入りすることが多いとはいえ、長距離の移動や慣れない環境での生活は、少しずつ身体に負担がかかっていきます。

なるべく自宅での生活や、ホームゲームの状況に近づけれらるように準備をしている選手が多いですが、完璧は難しくことも多いです。

アウェイゲームが戦績に与える影響は？

J1リーグのホーム＆アウェイ勝率

シーズン	ホーム勝率	アウェイ勝率	引き分け率
2022年	39.9%	28.4%	31.7%
2023年	42.2%	32.4%	25.5%
2024年	39.1%	34.0%	26.9%

ホームチームの勝率はアウェイチームより高い傾向があります！

アウェイチームの影響

アウェイでは、移動の疲れや応援の差、ピッチの違いなどが影響していると考えられています。

そのうえで、
•守備的な戦い方を選ぶチームが多い
•ミスを減らすことを優先する傾向がある
•審判の判定もホーム寄りになりやすいという研究もあり
これらの要因が、アウェイでの勝率低下に繋がっていると考えられています。

クラブ別の勝率（2025年シーズン途中経過）

2025年シーズンの途中経過における、各クラブのホームおよびアウェイでの勝率は以下の通りです。

ホームでの勝率が高いクラブ

アウェイでの勝率が高いクラブ

ホームゲーム観戦時のメリット

ホームゲームでは、試合前やハーフタイムなどに、ファンサービスとしていろいろなイベントが開催されています！

・キッチンカーなどのスタジアムグルメを楽しめる
・選手やチームマスコットによるファンサービス
・ホームチーム主催のミニゲーム等のイベント

試合以外でも、楽しめるポイントが多くあります！

まとめ

ホームとアウェイはいろいろな面で違いがあります。

データを見てもわかるように、ホームが有利に働くのは間違いありません。

だからこそ、アウェイでも勝てるチームが本当に強い！

アウェイでも実力を発揮できるかどうかが、チームの総合力を測る大きなポイントになります。観戦する際にも、「どちらがホームか？」に注目すると、より試合を深く楽しめます！