J1リーグは1993年の開幕以来、多くの名門クラブが激しい優勝争いを繰り広げてきました。
特に鹿島アントラーズを中心とした常勝クラブから、近年勢いを増す新興クラブまで、時代によって勢力図が大きく変わっているのが特徴です。
本記事では、J1リーグの優勝回数ランキングをわかりやすくまとめながら、各クラブがどのような時代に強さを示してきたのかを丁寧に解説します。
「どのチームが歴代最強なのか知りたい」
「クラブの歴史や優勝回数を比較したい」
そんな方に向けて、2025年最新データに基づく完全版ランキングを紹介します。サッカーファンだけでなく、クラブの成り立ちを知りたい人にも役立つ内容になっています!
J1リーグとは
現在、JリーグにはJ1~J3に各20クラブ、計「60クラブ」が属しており、その中でもJ1は、日本サッカー最高峰リーグになっています。
現在はホーム&アウェイ制で年間38試合のリーグ戦が実施されており、毎年優勝クラブが決定されています。
J1リーグ優勝回数ランキング
Jリーグ全60クラブのうち、「J1リーグで優勝」をしたクラブは11クラブしかありません。
1年間のリーグ戦であることから、各クラブの総合力が問われ、難易度が高いことが分かります。
| 順位 | クラブ名 | 優勝数 | 優勝シーズン |
| 1位 | 鹿島アントラーズ | 8 | 1996 1998 2000ー2001(2連覇) 2007ー2008ー2009(3連覇) 2016 |
| 2位 | 横浜Fマリノス | 5 | 1995 2003ー2004(2連覇) 2019 2022 |
| 3位 | 川崎フロンターレ | 4 | 2017ー2018(2連覇) 2020ー2021(2連覇) |
| 4位 | ジュビロ磐田 | 3 | 1997 1999 2002 |
| “ | サンフレッチェ広島 | “ | 2012ー2013(2連覇) 2015 |
| 6位 | 東京ヴェルディ(ヴェルディ川崎) | 2 | 1993ー1994(2連覇) |
| “ | ガンバ大阪 | “ | 2005 2014 |
| “ | ヴィッセル神戸 | “ | 2023ー2024(2連覇) |
| 9位 | 浦和レッズ | 1 | 2006 |
| “ | 名古屋グランパス | “ | 2010 |
| “ | 柏レイソル | “ | 2011 |
連覇を経験をしているのは全6クラブ
・鹿島アントラーズ
・横浜Fマリノス
・川崎フロンターレ
・サンフレッチェ広島
・東京ヴェルディ(川崎ヴェルディ)
・ヴィッセル神戸
2回連覇を達成しているのは、鹿島アントラーズと川崎フロンターレのみ。
1位の鹿島アントラーズは、唯一3連覇を経験しているチームになります。
J1リーグの注目クラブ
鹿島アントラーズ
J1リーグ最多優勝を誇る“絶対王者”。
1990年代〜2010年代にかけて安定した強さを発揮し、特に2007〜2009年のJ1リーグ3連覇は今なお語り継がれる偉業です。
伝統的に「勝ち切るサッカー」に優れ、タイトル数はリーグ最多。世代交代期もありながら、常に上位争いに絡むクラブです。
横浜Fマリノス
「アタッキングフットボール」と呼ばれる攻撃的スタイルを軸とし、観客を魅了しながら結果も残してきたクラブです。
リーグ優勝は5回で、2010年代〜2020年代に複数回の戴冠。
特に近年は戦術的完成度が高く、Jリーグでもトップクラスの攻撃力を誇ります。
川崎フロンターレ
2017年の初優勝を皮切りに一気に黄金期へ突入。
俊敏なパスワークとポジショナルプレーを武器に、2017〜2021の5年間で4度の優勝という圧倒的な強さを見せました。
「近代Jリーグの最強チーム」と呼ばれるほどで、育成・戦術・補強のバランスが非常に優秀。
ヴィッセル神戸
2023年に悲願のJ1リーグ初優勝を果たし、近年急速に力をつけているクラブ。
大規模な投資による補強に加え、近年は「堅守・規律・強度」を兼ね備えたチーム作りに成功。
イニエスタ加入を契機にクラブブランドが向上し、安定して上位争いを続けています。
まとめ
J1リーグの優勝回数を振り返ると、時代ごとのクラブの強さや戦い方の変化がよく見えてきます。
鹿島アントラーズの黄金期、川崎フロンターレの近代王者としての躍進、横浜F・マリノスの安定した競争力など、それぞれのクラブが確かな歴史を築いてきました。
また、リーグのスタイルや戦力の流動化により、優勝争いそのものが年々激化しているのも現在のJ1の魅力です。今後も若手の台頭や戦術の進化によって、勢力図が大きく変わる可能性があります。
2025シーズンも大詰め。最後の優勝争いにも注目しながら、J1リーグの動向を一緒に追いかけていきましょう!
歴代J1優勝クラブ
| シーズン | 優勝クラブ |
| 1993 | ヴェルディ川崎(現:東京ヴェルディ) |
| 1994 | ヴェルディ川崎(現:東京ヴェルディ) |
| 1995 | 横浜Fマリノス |
| 1996 | 鹿島アントラーズ |
| 1997 | ジュビロ磐田 |
| 1998 | 鹿島アントラーズ |
| 1999 | ジュビロ磐田 |
| 2000 | 鹿島アントラーズ |
| 2001 | 鹿島アントラーズ |
| 2002 | ジュビロ磐田 |
| 2003 | 横浜Fマリノス |
| 2004 | 横浜Fマリノス |
| 2005 | ガンバ大阪 |
| 2006 | 浦和レッズ |
| 2007 | 鹿島アントラーズ |
| 2008 | 鹿島アントラーズ |
| 2009 | 鹿島アントラーズ |
| 2010 | 名古屋グランパス |
| 2011 | 柏レイソル |
| 2012 | サンフレッチェ広島 |
| 2013 | サンフレッチェ広島 |
| 2014 | ガンバ大阪 |
| 2015 | サンフレッチェ広島 |
| 2016 | 鹿島アントラーズ |
| 2017 | 川崎フロンターレ |
| 2018 | 川崎フロンターレ |
| 2019 | 横浜Fマリノス |
| 2020 | 川崎フロンターレ |
| 2021 | 川崎フロンターレ |
| 2022 | 横浜Fマリノス |
| 2023 | ヴィッセル神戸 |
| 2024 | ヴィッセル神戸 |
