「鹿島の守護神」
鹿島の歴代GKといえば、曽ヶ端準選手とクォンスンテ選手
ともに日本代表・韓国代表クラスの選手で、彼らが長年にわたって務めてきたポジションです。
そんな偉大な2人に肩を並べるGK、いや「超えているのではないか!?」という活躍を見せているのが早川友基選手です。
日本代表にも初選出された早川選手に注目していきます!
Contents
プロフィール|早川友基とは?
プロフィール
項目 | 内容 |
---|---|
名前 | 早川 友基(はやかわ ともき) |
生年月日 | 1999年3月3日(26歳) |
出身地 | 神奈川県 |
所属クラブ | 鹿島アントラーズ |
ポジション | ゴールキーパー(GK) |
背番号 | 1番 |
身長 | 187cm |
体重 | 81kg |
利き足 | 右足 |
日本代表歴
2025年 E-1選手権で日本代表に初選出されました!
これまで世代別代表、A代表への選出歴はありません。
代表初選出時のコメント(2025年7月)
「日本代表は小さい頃から目指している舞台なので、選出は率直にうれしかったです。国を代表して戦うことの重みを背負いながらも、普段からの自分のプレーや長所を出すことが大切だと思うので、チームを勝たせるキーパーを目指して、しっかり結果にこだわって戦ってきたいと思います」(引用元:スポニチ)
年俸はどれくらい?
プロ5年目となる2025年シーズンの年俸は、3300万円程と推定されています。
入団時は380万円程とされていましたが、活躍が評価されるとともに年収も増加しています!
年度 | 所属クラブ | 推定年俸 | 備考 |
---|---|---|---|
2021年 | 鹿島アントラーズ | 380万円 | 新卒加入(ルーキー年) |
2022年 | 鹿島アントラーズ | 480万円 | J1初出場、台頭の年 |
2023年 | 鹿島アントラーズ | 1,200万円 | レギュラー定着、フル出場 |
2024年 | 鹿島アントラーズ | 2,200万円 | 背番号1番に昇格 |
2025年 | 鹿島アントラーズ | 3,300万円 | 日本代表初選出、選手会長就任 |
今期はさらにセーブ率などの実績が急増し、評価も急上昇中。
日本代表初選出に伴い、今後は5,000万円超えも期待されます!
経歴|ユースから鹿島の守護神へ
小学・中学時代
横浜F・マリノスプライマリー→横浜F・マリノスJr.ユース
小学5年生の時にマリノスに入団。
育成年代から注目され、技術とセンスの高さが光っていました。
高校時代
桐蔭学園高校サッカー部に進学
神奈川県屈指の強豪校に進学するも、全国大会には出場できず。個人成績としては、神奈川県代表として国体にも出場しています。
唯一の全国の舞台となった国体にて、神奈川選抜の連覇に貢献。その功績もあり、関東県内の複数の大学から声がかかり、強豪校への進学へと繋がっています!
大学時代
明治大学へ進学
大学1年から頭角を表し、全国大会の決勝戦にも先発出場していましたが、先輩GKとのポジション争いは激しく、絶対的守護神には至らず。
大学3年になると、”最強明治の守護神”に定着し、2019年チームは大学サッカー史上初の5冠を達成。
早川選手は、1歳先輩が9人、同期が12人プロ入りという”大学サッカー史上最強チーム”の一員に
3年生にして大学サッカーリーグベスト11にも選出され、大学サッカー界屈指のGKとなりました。
プロ
2021年 鹿島アントラーズに加入
天皇杯でプロデビューし、2022年にJ1初出場(vs サガン鳥栖)
2022年以降は正GKとして定着し、以降、リーグ戦でのフル出場を継続しています。
2025年には、チームキャプテンの柴崎岳選手からの打診を受けたようで、鹿島の選手会長に就任!
そして2025年7月、日本代表初選出!
E-1選手権メンバーに名を連ね、代表デビューの期待がかかっています!
早川友基のプレースタイルの特徴とは?
①圧倒的なセービング能力
②ビルドアップ能力やキックの精度
③メンタルの強さと継続力
圧巻のセービング力
枠内シュートへの反応速度とポジショニングが非常に安定。
2025年前半の**セーブ率はリーグトップ(75.6%)**、同セーブ数も最多62回と驚異的な数字を記録。
ビルドアップ対応の現代型GK
ロングキックや足元のプレーにも定評あり。
2025シーズンにはJ1初アシストも記録するなど、攻撃の起点にもなれる。
メンタルの強さと継続力
デビュー以降、100試合近くフル出場を続ける鉄人ぶり。
キャプテンシーも兼ね備え、2025年は選手会長にも就任。
まとめ
早川友基選手は、圧倒的な安定感とセービング力を誇る鹿島の守護神であり、今後の日本代表を支える守護神候補
代表歴はないものの、育成年代からエリートコースを歩み、2025年にはついに日本代表に初選出。これまでの実績と継続力、そして冷静沈着なプレースタイルは、まさに「現代型GK」の理想像といえるでしょう。
E-1選手権での代表デビュー、そしてその先のワールドカップやアジアカップでの活躍にも、今後大いに注目です!